日本中央アジア学会
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中央アジア古文書研究セミナー・イスラーム地域研究東洋文庫拠点合同研究会のご案内

先に「第5回中央アジア古文書研究セミナー」のご案内をいたしましたが、この度、フランスの国立アラブ・イスラーム世界研究所(IREMAM)から来日されるシリア研究者のRandi Deguilhem氏をお招きしてプログラムを変更し、人間文化研究機構イスラーム地域研究東洋文庫拠点と合同で研究会を開催することにいたしました。興味をお持ちの皆様には、ふるってご参加いただきたく改めてご案内申し上げます。
  • 日時:2007 年3月17日(土) 14:00〜18:00
             3月18日(日) 10:30〜17:00
  • 場所:京都外国語大学 9号館(国際交流会館)4階会議室
  • ホーム・ページ:http://www.kufs.ac.jp/kufs_new/
【プログラム】

3/17(土)

<報告> 堀川徹(京都外国語大学・東洋文庫)
  • 14:00-14:20 科研費・トヨタ財団助成金によるヒヴァの法廷文書研究について
<古文書購読> 矢島洋一(京都外国語大学)
  • 14:20-15:50 ロシア支配期中央アジアの法廷台帳(1)
  • 16:00-17:30 ロシア支配期中央アジアの法廷台帳(2)
  • 17:40-18:00 質疑応答
3/18(日)

<古文書講読> 磯貝健一(京都外国語大学・東洋文庫)
  • 10:30-12:00 中央アジアのファトワー文書(1)
  • 13:00-14:30 中央アジアのファトワー文書(2)
  • 14:30-14:50 質疑応答

<講演> ランディ・デュギレム(Dr. Randi DEGUILHEM :Institut de Recherches d'Etudes sur le Monde Arabes et Musulman (IREMAM))
  • 15:00-16:30 革新的流行:オスマン朝の最終世紀における公立学校

<総合討議> 16:30-17:00 


【参加申し込みについて】

*セミナーに参加を希望される方(参加資格は一切問いません)は、資料送付先を明記の上、電子メール、郵便またはファックスにて下記堀川までご連絡願います。前もって、講読で使用する資料をお送り致します。参加の受付は、事務手続きの関係上2月22日(木)をもって締め切らせていただきます

*講演会のみに参加される方(セミナーの資料を必要とされない方)は、お申し込みの際にその旨お知らせ願います。

*必要な方には旅費を用意致しますので、希望される方は併せてご連絡願います。

連絡先:
京都外国語大学 国際言語平和研究所 堀川 徹
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
Tel. 075-322-6055 Fax 075-322-6245
e-mail:

人間文化研究機構イスラーム地域研究東洋文庫拠点 柳谷あゆみ
〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21(財)東洋文庫
Tel/Fax 03-3942-0235
e-mail:


第5回 中央ユーラシア研究会のお知らせ

このたび、イスラーム地域研究プロジェクトによる中央ユーラシア研究会の第5 回を下記の通り開催することになりました。報告者は、京都大学大学院のバフティヤール・イスマーイール氏と島根県立大学大学院のオスマノヴァ・ラリサ氏です。ご多忙とは思いますが、ふるってご出席くださいますようご案内申しあげます。


【記】

第5回中央ユーラシア研究会
  • 開催日:2007年2月17日(土) 13:00〜17:00
  • 会場:東京大学本郷キャンパス法文1号館2階、217番教室
    *法文1号館へのアクセスはこちらをご参照ください。217番教室へは、法文1号館の、銀杏並木沿にある東大正門に近い方の扉から入り、正面の階段で2階にお越しください。
  • 報告者
    • バフティヤール・イスマーイール氏(京都大学文学研究科博士後期課程)
      「中国社会科学院民族研究所に所蔵されるチャガタイ語、ペルシア語写本につい て」
    • オスマノヴァ・ラリサ氏(島根県立大学北東アジア研究科博士後期課程)
      「日本におけるチュルク・タタール移民コミュニティの生活─Milli Bayraq紙を資料として」
なお、研究会の終了後、懇親会を予定しております。 お時間のある方はご参加いただければ幸いです。 お問い合わせは、中央ユーラシア研究会事務担当の濱本 c-asias@l.u-tokyo.ac.jp までお願いします。

国際ワークショップ 「新疆・中央アジアにおけるウイグル人の社会・文化と民族アイデンティティ」 のお知らせ

このたび11月25日(土)・26日(日)の日程でウイグル人の社会・文化に関わる研究ワークショップを開催することになりましたので、以下にご案内申し上げます。

中国の新疆ウイグル自治区を中心的な居住地域とし、旧ソ連領中央アジアにも相当規模の人口を抱えるウイグル人は、中国や中央アジア諸国のそれぞれの国家においてマイノリティであるという点に、民族としての存在様態の特徴があると言えます。言語・文化・宗教等の面において一定の一体性を具えながら、その居住地は広大な空間の中の各地に分布し、それぞれの地域性と歴史的背景をもつ一方で、民族としての枠組と呼称は20世紀になってからのものでありながら、現在は共通的なウイグル人としての民族意識をもち、それは民族としての求心性の基礎となっていると考えられます。しかし、その民族意識の内実は、地域、社会層、属する国家などにより一定の偏差を示している可能性があります。

ここで注目したいのは、彼らの意識が、国家の政策、各国家における社会・文化状況、他の民族との関係、それぞれの地域社会がもつ歴史的背景などと密接に連関していると考えられることです。本ワークショップでは、政治的・社会的・文化的諸条件の歴史的変容と現状を勘案しつつ、新疆とカザフスタンにおけるウイグル人社会の具体的な状況と、その中でのウイグル人の意識様態について検討する予定です。

ご関心のある方々のご出席をいただければ幸いに存じます。具体的なプログラム等については下記をご覧ください。発表言語は英語ですが、質疑応答は日本語でも可です。

会場のスペースに限りがあり、準備等の都合もございますので、誠に勝手なお願いながら、本ワークショップにご出席を希望なさる方は、11月20日(月)までに、下記の本ワークショップの専用メール・アドレスまでご連絡をいただければと思います。その際、お申込みフォームをご使用ください。

uighur2006@jacas.sakura.ne.jp (担当:清水由里子)


ご氏名(漢字、ローマ字表記を併記)、ご所属、メール・アドレス、ご出席日程(25・26日両日、25日のみ、26日のみ、のいずれか)を明記され、併せて、懇親会(11月25日夜、会費:5,500円)への御出席を希望なさるかどうかについてもお知らせください。御面倒をおかけしますが、ご高配をたまわれば有難く存じます。

新免 康 (中央大学文学部)


■お申込みフォーム

――――――――――――――――――――――――
本ワークショップに出席します。
 □ご氏名(漢字、ローマ字):
 □所属先(日本語、英語):
 □連絡先メール・アドレス:

 □ご出席日程(以下のうち一つを選択)
  ・25日・26日両日
  ・25日のみ
  ・26日のみ
 □25日(土)セッション終了後の懇親会(会費:5,500円)
  ・出席します。
  ・出席しません。

――――――――――――――――――――――――



■主催: ■共催:
  • (財)東洋文庫「近現代中央アジアにおける民族の創成」研究グループ
■後援:
  • 日本中央アジア学会

■日程:2006年11月25日(土)・26日(日)

■会場:LMJジャパン東京研修センター・3F大会議室
  • 住所:東京都文京区本郷1-11-14 小倉ビル3F
  • アクセス:JR中央線総武線水道橋駅東口より徒歩6分
           東京メトロ後楽園駅より徒歩8分
           東京メトロ本郷三丁目駅より徒歩8分

■問合せ・連絡先:
uighur2006@jacas.sakura.ne.jp (担当:清水由里子)


■プログラム:

※発表題目は仮題を含みます。


11月25日(土)

【受付】(13:30〜14:00)


【趣旨説明】(14:00〜14:10)
  • 新免康 (中央大学)(Yasushi SHINMEN, Chuo University)
【セッション1】(14:10〜15:50)
  • 司会:小松久男 (東京大学)(Hisao KOMATSU, Tokyo University)
  • アブレト・カマロフ (カザフスタン共和国教育科学省東洋学研究所)(Ablet KAMALOV, Institute of Oriental Studies named after R.B.Suleimenov, Ministry of Education and Science of the Republic of Kazakhstan)
    The Uyghur national history in the beginning of the 20 century: Nazarghoja Abdusemiatov (Uyghur balisi) and his historical works
  • ショーン・ロバーツ(ジョージタウン大学)(Sean ROBERTS, Georgetown University)
    Imagining Uyghurstan: The Bolshevik Revolution and the Making of the Modern Uyghur Nation
【Coffee break】

【セッション2】(16:00〜17:40)
  • 司会:小松久男 (東京大学)(Hisao KOMATSU, Tokyo University)
  • 清水由里子(中央大学大学院博士後期課程)(Yuriko SHIMIZU, Chuo University)
    On the New Educational Movement of the Uyghurs in Kashghar in the 1930's
  • 王建新(中国中山大学)(WANG Jianxin, Zhongshan University)
    Islamic Education in the Republican Turpan
【懇親会】
   会場:トラットリア・ラ・ルーチェ(イタリア料理)
      住所:東京都文京区本郷1-4-6 ヴァリエ後楽園1F
      アクセス:JR・都営三田線水道橋駅下車すぐ


11月26日(日)

午前の部

【セッション3】 (10:00〜12:40)
  • 司会:澤田稔 (富山大学)(Minoru SAWADA, Toyama University)
  • 藤山正二郎(福岡県立大学)(Shojiro FUJIYAMA, Fukuoka Prefectural University)
    Medical Pluralism in the Uyghur, Hotan, China
  • リズワン・アブリミティ(九州大学)(Rizwan ABLIMIT, Kyushu University)
    About Chinese Language Education in Xinjiang Uyghur's Schools
  • 新免康(中央大学)(Yasushi SHINMEN, Chuo University)
    Uyghur Cultural Movements in 1980s and 1990s in Xinjiang
【Lunch break】


午後の部

【セッション4】(14:00〜15:40)
  • 司会:梅村坦 (中央大学)(Hiroshi UMEMURA, Chuo University)
  • 岡奈津子(日本貿易振興機構・アジア経済研究所)(Natsuko OKA, Institute of Developing Economies, JETRO)
    Control of Ethnic Movements in Kazakhstan: A Case of Uyghurs
  • ガードナー・ボヴィンドン(インディアナ大学)(Gardner BOVINGDON, Indiana University)
    Contentious Politics in Modern Xinjiang: the Evidence of Organized Resistance to Chinese Rule since 1949
【Coffee break】

【総合討論】(15:50〜17:30)
  • 司会:梅村坦 (中央大学)(Hiroshi UMEMURA, Chuo University)
  • ディスカッサント:    
    • 宇山智彦 (北海道大学)(Tomohiko UYAMA, Hokkaido University)
    • 堀 直 (甲南大学)(Sunao HORI, Konan University)
    • 吉田世津子 (四国学院大学)(Setsuko YOSHIDA, Shikokugakuin University)
    • 湯浅剛 (防衛研究所)(Takeshi YUASA, National Institute for Defense Studies)

■ 「中央ユーラシア総合研究」公開講演会のお知らせ

中央大学政策文化総合研究所のプロジェクト「中央ユーラシア総合研究」主催により、下記のように公開講演会を開催いたします。ふるってご参加くださいますよう、ご案内いたします。添付ファイルもご覧ください。
  • 日 時:2006年10月21日(土)午後3:00〜6:00ころ
  • 講演者:張承志(作家)
  • 演 題:「他者の尊厳と自己の生存―イスラームが誤解される時代に生まれて」
  • 場 所:中央大学後楽園キャンパス  (新)3号館14階,中会議室
         〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27
         東京メトロ丸ノ内線・南北線『後楽園駅』から徒歩5分
         都営大江戸線『春日駅』から徒歩5分
         都営三田線『春日駅』から徒歩7分
         JR総武線『水道橋駅』から徒歩15分
         http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_korakuen_j.html
         http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/campusmap/korakuen/index_j.html

第3回中央ユーラシア研究会のお知らせ

このたび、イスラーム地域研究プロジェクトによる中央ユーラシア研究会の第3回を下記の通り開催することになりました。報告者は、ご来日中のシャルク学術研究センターのムザッファ・オーリモフ氏です。連休中にあたりご多忙とは思いますが、ふるってご出席くださるようご案内申しあげます。

  • 日時:10月8日(日)16:00-17:00
  • 会場:東京大学本郷キャンパス法文1号館1階、115番教室
    *正門から安田講堂に向かう道の左側二番目の大きな建物の
    正門側入り口を入り、向かって左手の教室です。
    http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_01_j.html
  • 講演者:Muzaffar OLIMOV: Director, Research Center Sharq (Tajikistan)
  • タイトル:Islam in Current Tajikistan: Religion and Education

講演は英語で行われます。なお、研究会の終了後、懇親会を予定しております。お時間のある方はご参加いただければ幸いです。 (東京大学・小松久男)


学術報告会「ウズベキスタンの歴史研究と考古学研究」のお知らせ

このたび、中央大学政策文化総合研究所の研究プロジェクト「中央ユーラシア 総合研究」では、駐日ウズ ベキスタン共和国大使館との共催により、下記の通り,学術報告会(公開)を開催することとなりました。ウズベキスタンが最近力を入れている「マームーン・アカデミー」の紹介もおこなわれます。日も迫っており、また ご多忙とは存じますが、ふるって御出席いただければ幸いです。 梅村坦(中央大学総合政策学部)


学術報告会「ウズベキスタンの歴史研究と考古学研究」
  • 主催:中央大学政策文化総合研究所
  • 共催:駐日ウズベキスタン共和国大使館
  • 日時:2006年9月24日(日) 13:30〜17:00
  • 会場:中央大学後楽園キャンパス・3号館14階・中会議室 
  • プログラム:
    • 開会の辞:梅村坦(中央大学総合政策学部)
    • 挨拶:オチロフ・ミルソビト(駐日ウズベキスタン共和国大使)
    • 報告:
      • 加藤九祚(国際シルクロードアカデミー)
        「ウズベキスタンにおける考古学研究――カラテパ文化の遺跡」
      • クチカロフ・アクマルジョン(駐日ウズベキスタン共和国大使館)
        「“マームーン・アカデミー”紹介」
      • 堀川徹(京都外国語大学)
        「ウズベキスタンにおけるカーディー文書の歴史学的研究」
    • *報告会は日本語とロシア語で行われ、通訳がつきます。

バリ・ザッパル氏講演会のお知らせ

下記の要領で講演会を催すことになりましたのでご案内いたします。
  • 演 題:「ウイグル文化の精華:十二ムカム」
  • 講演者:バリ・ザッパル(中央大学客員研究員・日本シルクロード倶楽部)
  • 日 時:2006年7月12日(水)午後3時〜6時前くらい
  • 場 所:
    • 中央大学後楽園校舎4号館(4201室)
        東京メトロ丸の内線・南北線:後楽園・徒歩3分
        都営地下鉄三田線・大江戸線:春日・徒歩4分
        JR総武線:水道橋・徒歩15分
    • 後楽園・春日駅方面から文京区役所(シビックセンター)を背にして伝通院方面に坂をのぼり,途中左手のキャンパス正門に入ります。中央の木立の奥がL字型の2号館で,その西側(向かって右側)に小さく付属しているのが4号館です。その最も西端(高層の新3号館寄り)の入り口を入って2階です。(2号館との接続部にある入り口と間違えないようにご注意ください)
中央大学大学院総合政策研究科
中央大学政策文化総合研究所「ユーラシア総合研究」 梅村坦