下記の要領で、第6回中央アジア古文書研究セミナーを開催いたしまします。興味をお持ちの皆様には、ふるってご参加いただきたくご案内申し上げます。(堀川徹)
- 日時:2008 年3月16日(日) 11:00〜17:00
- 場所:京都外国語大学・国際交流会館4階会議室
【プログラム】
- 11:00-12:30古文書購読(1)「中央アジアの法廷台帳」(矢島洋一)
- 14:00-15:30古文書購読(2)「サマルカンドのファトワー文書」(磯貝健一)
- 16:00-17:00 質疑応答と総合討議
- 17:30-19:30 懇親会(別会場)
参加を希望される方(参加資格は一切問いません)は、資料送付先を明記の上、電子メールまたは郵便にて下記までご連絡願います。前もって、講読で使用する資料をお送り致します。また、必要な方には旅費を用意します(原則として日帰り)ので、希望される方は併せてご連絡願います(※)。尚、事務手続きの関係上、参加の受付は2月21日(木)をもって締め切らせていただきます。
- 連絡先:京都外国語大学 国際言語平和研究所 堀川 徹
- 〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
- Tel. 075-322-6055 075-322-6012(総務部 休日用)
- メールアドレス:
※本セミナーの旅費については、東洋文庫拠点でも支給いたします。東洋文庫拠点からの旅費支給を希望される方は、下記までご連絡ください。
- お問い合わせ:イスラーム地域研究東洋文庫拠点
- Tel/Fax 03-3942-0235 e-mail:
このたび中央大学政策文化総合研究所の研究プロジェクト「中央ユーラシア総合研究」(代表者:梅村坦教授)の主催にて、現代新疆をテーマとする公開研究会を開催することになりました。平日の午後ですが、ご関心のある方々のご参加をたまわれば有難く存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(新免康)
お問い合わせ等:新免康(E-mail: )
イスラーム地域研究・東洋文庫拠点は、東北大学東北アジア研究センターとの共催で、ウズベキスタンからエルキン・アフンドジャノフ氏(タシュケント国立文化大学教授)をお招きして、研究会を開催いたします。
アフンドジャノフ氏は中央アジアにおける書籍・出版文化に通暁されており、今回はご専門である中世の書籍製作についてご講演いただく予定です。ウズベキスタン文書館アカデミー、モスクワ社会大学(MSSU)等多くの高等教育機関にて豊かな研究・教育経験を持つ氏の知見に触れるまたとない機会です(なお、今回の講演はロシア語ですが、日本語の通訳がつきます)。興味深い内容になると思いますので、どうぞ奮ってご参加ください。
- 日時:2008年2月25日(月) 15:00-17:00
- 場所:財団法人東洋文庫3階講演室
- アクセス:http://www.tbias.jp/access.html
- 講演:「中世のトルキスタンにおける書籍製作の発展:その史的傾向と社会文化的特徴の提要」
Важнейшие исторические тенденции и социокультурные
особенности развития туркестанского книжного
дела в средние века
- 報告者:エルキン・アフンドジャノフ氏(タシュケント国立文化大学教授)
- 司会: 磯貝健一氏(東洋文庫・京都外国語大学)
- 使用言語:ロシア語(日本語通訳つき)
- お問合せ:03−3942−0235(東洋文庫イスラーム地域研究資料室)
- e-mail:
このたび、イスラーム地域研究プロジェクトによる中央ユーラシア研究会の第9回を下記の通り開催することになりました。今回は、吉田豊子氏(中央大学・非常勤講師)と田中周氏(早稲田大学・院)に、20世紀の中国新疆に関するテーマで報告をおこなっていただきます。ご多忙とは思いますが、ふるってご出席くださいますようご案内申しあげます。
【記】
第9回中央ユーラシア研究会
- 開催日時:2月16日(土),13:00〜17:00
- 会場:東京大学本郷キャンパス法文1号館2階、217教室
- 報告者
- 吉田豊子氏(中央大学・非常勤講師) 「クルジャ事件をめぐる中ソ交渉(1944〜1945年」
- 田中周氏(早稲田大学・院)> 「中華人民共和国における国民統合と民族政策─1950年代新疆の事例から」
なお、研究会の終了後、懇親会を予定しております。お時間のある方はご参加いただければ幸いです。
会場の場所は、下記のURLをご参照下さい。
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html
お問い合わせは、中央ユーラシア研究会事務担当の小沼()までお願いします。
北海道中央ユーラシア研究会で第64回例会を以下のとおり開催いたします。
- 日時:2008年2月9日(土)15:00〜
- 場所:北海道大学スラブ研究センター4階大会議室(423室)
- 報告者:井上岳彦(北海道大学大学院博士後期課程)
- 題目:ドン軍の身分と勤務:カルムィク人統治を中心に
また、併せて、ロシア留学(2006−07年)についての簡単な報告「エリスタ・アストラハン・スターヴロポリ・ロストフ=ナ=ダヌー等をまわって」を行ないます。
皆様のご参加をお待ちしております。
北海道中央ユーラシア研究会 連絡係 担当:井上岳彦
←迷惑メール防止のため画像ファイルにしてあります
21世紀COE総括シンポジウム「スラブ・ユーラシア学の幕開け」が、1月24・25日(学士会館)、1月26日(東京大学本郷キャンパス)に開催されます。
シンポジウム公式ページ:
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/sympo/08january/2008january-j.html
北海道大学スラブ研究センターCOEプログラムの総括シンポジウムとなります
(26日はイスラーム地域研究東大拠点との共催)。従来のロシア東欧研究を脱皮すべく、中東イスラーム世界も含めてユーラシアを広く論じる会になるかと存じます。26日にはロシア・ムスリムに関する世界的な権威であるボブロヴニコフ、ケンペル両氏も参加します。皆様、どうぞふるってご参加ください。
なお、会場やレセプション準備の都合上、事前登録をお願いしております。参加を希望される方は、スラブ研究センター21世紀COE事務(E-mail:)まで、ご連絡をお願いいたします。なにとぞよろしくお願い申し上げます。
北海道大学スラブ研究センター 前田弘毅
「スラブ・ユーラシア学の幕開け」
- 日時:2008年1月24日(木)〜26日(土)
- 開催場所
- 1月24日(木)〜25日(金):東京神田 学士会館 大会議室 [東京都千代田区神田錦町3-28 TEL.03-3292-5936]
- 1月26日(土):東京大学本郷キャンパス医学部教育研究棟 新棟13階 第6セミナー室(1304A)
- 問い合わせ先:スラブ研究センター21世紀COE事務室
- Tel:011-706-4809
- E-mail:
●1月24日(木)「つくる、くくる、えがく」(東京神田 学士会館
大会議室)
[第一パネル]地域をつくる 10:00〜12:00
- 報告者:
- 大庭三枝(東京理科大学)「アジアにおける諸地域主義と多層的地域の形成」
- 石川登(京都大学 東南アジア研究所)> 「東南アジア海域世界におけるフローとインターフェイス」
- 高倉浩樹(東北大学 東北アジア研究センター)「シベリアを想像=創造する:先住民と少数民族,文化史とフィールドワーク」
- 討論者:
- 司会:家田修(北海道大学 スラブ研究センター)
[第二パネル]地域をくくる 13:30〜15:30
- 報告者:
- 宇山智彦(北海道大学 スラブ研究センター)「帝国の弱さ:近現代ユーラシアに見る権力の地域文化」
- 松里公孝(北海道大学 スラブ研究センター)「地域研究戦略の新展開:帝国,跨境,空間表象」
- 橋本努(北海道大学 経済学研究科)「スラブ研究と帝国の概念」
- 討論者:
- 司会:田畑伸一郎(北海道大学 スラブ研究センター)
[第三パネル]地域をえがく 16:00〜18:00
- 報告者:
- 望月哲男(北海道大学 スラブ研究センター)「現代文学におけるロシアのイメージ」
- 三谷惠子(京都大学)「Balkanとバルカン−言語学から地域研究へ」
- デイヴィッド・ウルフ(北海道大学 スラブ研究センター)「スターリンの描いたスラブ・ユーラシア」
- 討論者:
- 亀山郁夫(東京外国語大学)
- 篠原琢(東京外国語大学)
- 司会:沼野充義(東京大学)
レセプション
18:30〜20:00 学士会館 一般5000円、学生・院生3000円
●1月25
日(金)「次世代の挑戦」(東京神田学士会館大会議室)
[第一パネル]ソ連体制の構築における学知の役割 10:00〜12:00
- 報告者:
- 金山浩司(東京大学 大学院総合文化研究科)「統合原理としての弁証法的唯物論−その形成,射程,限界」
- 立石洋子(東京大学大学院法学政治学研究科)「国民史と民族史の狭間で−スターリン時代におけるソヴェト連邦史の叙述とその変化」
- 地田徹朗(東京大学大学院総合文化研究科)「多民族『領域』帝国ソ連における『地域』概念の齟齬:一要因としてのソ連地理学」
- 討論者:池田嘉郎(新潟国際情報大学)
- 司会:青島陽子(北海道大学 スラブ研究センター)
[第二パネル]地中海と太平洋のあいだ−ロシアを内包する空間への跨境的アプローチ 13: 30〜15:30
- 報告者:
- 志田恭子(北海道大学 スラブ研究センター)「ポスト・ビザンツ空間のなかで−ロシア帝国研究の跨境化が拓く可能性」
- 木村暁(東京大学 大学院)「サマルカンドにおけるロシア統治のはじまり−あるイスラーム法官の証言から」
- 石川亮太(佐賀大学 経済学部)「19世紀末の露朝関係−地域経済圏の形成を通じて」
- 討論者:野田仁(東洋文庫学術振興会特別研究員)
- 司会:左近幸村(北海道大学 大学院文学研究科)
[第三パネル]ロシアにおける宗教と国家:帝政,ソ連,現在 16:00〜18:00
- 報告者:
- 長縄宣博(北海道大学 スラブ研究センター)「五行の実践からみる帝政ロシアのムスリム社会:ヴォルガ中流域・南ウラルを中心に」
- 赤尾光春(北海道大学 スラブ研究センター)「ハバド・ハシディズムとソビエト・ロシア:正統派ユダヤ教信仰の存続をめぐる闘いの記録と記憶」
- 伊賀上菜穂(大阪大学)「ポスト社会主義時代のロシア正教古儀式派−シベリア・極東における容僧派と無僧派の現在」
- 討論者:
- 大塚和夫(東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所)
- 吉村貴之(東京大学)
- 司会:渡邊日日(東京大学 総合文化研究科)
●1月26
日(土)「ロシアと中東の間のコーカサスとその住人たち−宗教と国家にむけた行動と考慮」(英語、通訳なし)(東京大学本郷キャンパス 医学部教育研究棟 新棟13階
第6セミナー室(1304A)
[オープニング・セッション] 9:50〜11:00
- 趣旨説明:前田弘毅(北海道大学 スラブ研究センター)
- 報告者:ロナルド・グリゴル・スーニー(ミシガン大学)「文明としてのコーカサス」
- 討論者:塩川伸明(東京大学)
[セッションA]コーカサス空間へのロシアの進出 11:10〜12:30
- 報告者:
- ショーン・ポラック(コロンビア大学)「エカチェリーナ二世期におけるロシアのコーカサス征服」
- 前田弘毅(北海道大学 スラブ研究センター)「通訳になったマムルーク,マムルークになった通訳−19世紀におけるマムルーク・システムの遺産」
- 討論者:北川誠一(東北大学)
- 司会:松里公孝(北海道大学 スラブ研究センター)
[セッションB]コーカサスのイスラームと帝国権力の遺産 13:30〜15:30
- 報告者:
- ウラジーミル・ボブロヴニコフ(モスクワ東洋学研究所)「帝国国境における正統イスラーム法学者の創出:帝政末期とソ連期におけるダゲスタンとロシア領外コーカサスの比較」
- ミヒャエル・ケンペル(アムステルダム大学)「帝政末期とソ連初期におけるスーフィズムとイスラーム教育:継続と変容に関する研究上の諸問題」
- 宮澤栄司(上智大学)「トルコのチェルケス人における地域知識の変容:郷里との再遭遇の衝撃」
- 討論者:アンケ・フォン・キューゲルゲン(ベルン大学)
- 司会:小松久男(東京大学)
[セッションC]コーカサス空間の構築:想像された「民族国家」15:40〜17:40
- 報告者:
- 吉村貴之(東京大学)「祖国の創出:第一次大戦後の近代アルメニア・ナショナリティ」
- マイケル・レイノルズ(プリンストン大学)「仲介者か兄弟か:第一次世界大戦期における青年トルコの軍事政策と汎チュルク主義神話」
- トルニケ・ゴルダゼ(バクー・フランス研究所)「ソ連体制下のグルジア民族主義:アクター,新潮流,覇権主義的取引」
- 討論者:
- 池田嘉郎(新潟国際情報大学)
- 藤波伸嘉(東京大学大学院)
- 司会:秋葉淳(千葉大学)
[レセプション] 18:00〜20:00 山上会館 一般5000円、学生・院生3500円
イスラーム地域研究東京大学拠点では、1月22日(火)に下記の要領でAnke von
Kugelgen教授の講演会を開催いたします。みなさまふるってご参加いただけますようお願い申し上げます。
今年の12月14日から16日にかけて、筑波大学とイスラーム地域研究東京大学拠点、ケンブリッジ大学、ストックホルム大学との共催による国際会議、CENTRAL
ASIAN STUDIES: History, Politics and Societyが開催されます。
- Date: Dec 14-16, 2007
- Venue: Tsukuba Univ.
- Languages: The principle languages of the conference are English (preferred)
and Russian with no interpretation provided.
- Organizing Committee:
- Prof. Yutaka TSUJINAKA, University of Tsukuba
- Prof. Masaki ONOZAWA, University of Tsukuba
- Prof. Hisao KOMATSU, University of Tokyo
- Prof. Birgit SCHLYTER, Stockholm University
- Associate Prof. Timur DADABAEV, University of Tsukuba
- Dr. S.S. SAXENA University of Cambridge
- Dr. Shaila FENNEL, University of Cambridge
- Executive Secretaries of the Conference
- Associate Prof. Timur Dadabaev, University of Tsukuba
- Dr. S.S. Saxena, University of Cambridge
会議の最新の情報は下記のURLからご確認下さい
http://centralasia.tsukuba.ac.jp/
和光大学総合文化研究所では下記の通り、シンポジウム「「シルクロード」は、いま−中央ユーラシアの現在をさぐる−」を開催いたします。お忙しい時期とは存じますが、どうぞご参加ください。お待ちいたしております。
(和光大学・坂井弘紀)
「シルクロード」は、いま -中央ユーラシアの現在をさぐる-」
「シルクロード」の名でも知られる中央ユーラシアは近年その姿を大きく変えつつある。豊富な天然資源と広がる経済格差、ナショナリズムの高揚、イスラームの多様なあり方…。日々刻々とこの地域は変化を遂げているが、日本ではその変化があまり知られていない。一般にこの地域について想起されるのは、ロマンに満ちた「シルクロード」やロシア・中国などの大国が展開する「グレートゲーム」の場としてばかりではないだろうか。この地域は多民族社会であり、さまざまな民族のあり方をわれわれに示している。
本シンポジウムでは、この地域の知られざる現状と社会の多様さ、文化の奥深さを現地経験豊かな第一線の研究者の報告によって理解する機会としたい。
- 小松久男(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
タイトル:イスラーム復興の潮流とその行方
中央アジア南部のオアシス地域にはイスラームの伝統が深く根付いている。それはソ連時代に厳しい抑圧を受けたが、1980年代後半のペレストロイカ時代に宗教の自由化が始まると、イスラームの復興もまた顕著となった。それは人々の日常の生活の中に回帰するとともに、幅広いイスラームの覚醒を背景としてイスラーム解釈の多様化、ムスリム相互間の対立、さらには政治運動化も目立つようになった。とくにイスラーム国家の樹立をめざしたグループは、世俗主義を原則とする政権の弾圧を受け、双方の妥協なき対立は、運動の過激化をもたらすことになった。イスラーム復興がどこに向かうかは、中央アジアの今後を考える上でも見のがすことのできない問題である。
- 吉村貴之(東京大学大学院総合文化研究科産学官連携研究員)
タイトル:「アルメニアの内と外」
古くからアルメニア人のコミュニティは、西はヨーロッパから東はインドまで広がっていたが、1915−16年にオスマン帝国下で起こった虐殺・追放を契機にアルメニア人は世界各地に離散した。第一次大戦後に成立したソヴィエト・アルメニアは「民族の故郷」として全世界のアルメニア人から認知されたが、アルメニア本国と在外コミュニティとの関係は政治情勢に翻弄されることになる。今回の発表では第二次大戦以降からアルメニアの独立後までを中心にこの両者の関係を概説する。
- 島田志津夫(前在タジキスタン日本国大使館専門調査員)
タイトル:「タジキスタンの光と陰」
悠久の歴史と輝かしい文化をもつタジキスタンは、テュルク系国家が多い中央アジアで唯一のペルシア系の国である。ソ連時代にはソ連の「最貧国」といわれ、独立後には中央アジア唯一の内戦に苦しんだ。日本との関わりでは、国連タジキスタン監視団として派遣されていた秋野豊氏の殉職が忘れられない。現在では内戦の混乱からすっかり脱し、新たな国づくりが着実に進んでいるタジキスタンは、いまどうなっているのか。内戦から現在までを、タジク文化の魅力とともに、現地の最新情報をまじえて取り上げる。
- 小林正典(和光大学現代人間学部身体環境共生学科准教授)
タイトル:「シルクロードと中国の観光開発 −11次5ヵ年計画綱要を手がかりとして−」
中国のシルクロードは、深刻な環境破壊、貧困、民族問題をかかえる一方、国内外の観光ブームの波に乗って、訪れる観光客は増加している。2000年から始まった西部大開発以降、生態環境の保全と経済発展の両立に向けてシルクロードの観光開発にも力が注がれ、2006年に国連開発計画が開催したシルクロード投資フォーラムでも観光の促進が重要な項目に掲げられている。これらの現状に鑑みつつ、本シンポジウムでは、11次5ヵ年計画綱要を読み解きながらシルクロードと中国の観光開発の概要を明らかにし、それが現地の少数民族に与える影響を検討する。
科学研究費補助金(基盤研究B)「中国ムスリムの宗教的・商業的ネットワークとイスラーム復興に関する学際的共同研究」(代表 松本光太郎)では、来る11月25日(日)に早稲田大学国際会議場におきまして、下記のとおり、国際シンポジウムを開催いたします。お忙しいなかとは存じますが、是非ご参加くださいますようよろしくお願い致します。
- 日時:2007年11月25日(日)
- 会場:早稲田大学国際会議場第3会議室(早稲田大学西早稲田キャンパス)
- 参加申込:シンポジウムの参加に関しましては、事前予約は必要ございません。
- 懇親会:シンポジウム終了後、高田馬場から徒歩5分のレストラン「ラージプート」に
おきまして懇親会を予定しております(お一人様会費4000円)。懇親会につきましては人数を把握する必要がございますので、参加を希望されます方は下記の問い合わせ先に11月20日までにご連絡ください。
- 問い合わせ先:
■ プログラム
9:30〜9:40 開会の辞 松本光太郎(東京経済大学コミュニケーション学部)
第一部:個別発表
9:40〜10:20
- 木村自(関西大学文化交渉学研究教育拠点)「中国ムスリムの移住と宗教実践の変容−−台湾における雲南ムスリム・コミュニティの事例から」
- コメント:吉田世津子(四国学院大学社会学部)
10:20〜11:00
- 砂井紫里(早稲田大学文学部)「タイトル:清真寺における共食と国内外ムスリムの交流」
- コメント:吉松久美子(作家)
11:00〜11:10 コーヒーブレイク
11:10〜11:50
- アブドゥル・カーディル(西北民族大学社会人類学民俗学学院)「村落の境界と都市在住ウイグル族の地縁ネットワーク」
- コメント:王建新(中山大学人類学系)
11:50〜12:30
- 澤井充生(首都大学東京都市教養学部)「タイトル:清真寺のネットワーク型社会−中国におけるムスリム知識人の事例」
- コメント:高橋健太郎(駒澤大学文学部)
12:30〜13:30 昼食
第二部:パネルディスカッション: 「移動する中国ムスリム−−ヒトと知識と経済を結ぶネットワーク」
13:30〜15:00
パネリスト:
- 馬平(寧夏社会科学院回族イスラーム教研究所)「中国回族ムスリムの社会的ネットワークの構造」
- 張中復(国立政治大学民族学系)「現代イスラーム改革主義の再流入と社会・宗教の復興−−現代甘粛臨夏を事例として」
- 馬利章(雲南大学外国語学院)「雲南ムスリムのマッカ巡礼記」
- 松本ますみ(敬和学園大学人文学部)「国境を超えたムスリム女性教育ネットワークとイスラーム・フェミニズムの誕生−−中国とマレーシアを比較して」
15:00〜15:30 コーヒーブレイク
15:30〜15:50 コメント 楊海英(静岡大学人文学部)
15:50〜17:00 総合討論
17:00〜17:10 閉会の辞 梅村坦(中央大学総合政策学部)
18:00〜 懇親会(パキスタン料理店「ラージプート」:高田馬場駅下車徒歩5分)
国際シンポジウム「アフガニスタン近代史再考――ラットレーの石版画展によせて」
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、中東イスラーム研究教育プロジェクトの一環として、企画展示「鮮麗なる阿富汗(あふがん)一八四八」を記念し、下記のとおり、国際シンポジウムを開催します。企画展のラットレーの作品の背景となった19世紀から20世紀初頭のアフガニスタン関する興味深いものです。今回お招きしたマクチェスニー教授は、中央アジア史・アフガニスタン史の第一人者で、ニューヨーク大学のアフガニスタン・デジタルライブラリーの館長でもいらっしゃいます。皆様の御参加をお待ち申し上げております。
なお、企画展示「鮮麗なる阿富汗一八四八−−石版画にみるアフガニスタンの風俗と習慣」は、10月29日から11月30日まで、当研究所一階の資料室で行われています。(土、日をのぞく、ただし、11月10日、11月23-25日は会場、10:30-17:00) 詳細は、特設Web
siteをご覧ください。
http://www.aa.tufs.ac.jp/afghan/
「アフガニスタン近代史再考――ラットレーの石版画展によせて」
- 主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、中東イスラーム研究教育プロジェクト、アフガニスタン文字文化財復興支援室
- 日時:2007年11月10日(土) 14時より
- 於:東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)大会議室(東京都府中市朝日町3-11-1)
■ プログラム
- 開会挨拶:大塚 和夫(AA研所長)
- 近藤 信彰(AA研)「ラットレーの作品とその意義」
- 小牧 昌平(上智大学)「ヘラートのヤール・モハンマド・ハーンについて−その人物像」
- ロバート・D・マクチェスニー(ニューヨーク大学)「20世紀初頭の二人のアフガニスタンの歴史家とアフガニスタン史学の運命」
- コメント:山根 聡(大阪大学)
- 閉会挨拶:宮崎 恒二(東京外国語大学副学長)
- 日英同時通訳付
- 18時より レセプション(生協特別食堂)会費制
■ 参加申し込み
参加ご希望の方はe-mailもしくはファックスに必要事項を記入し、11月5日までにお申し込みください。
【申し込み先】東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フィールド・サイエンス研究企画センター
該当する箇所にチェックを入れ、参加人数を書き入れてください。
□シンポジウム・レセプションに参加 名(ご本人様を含め)
□シンポジウムのみ参加 名(ご本人様を含め)
□レセプションのみ参加 名(ご本人様を含め)
お名前:ご所属:ご連絡先(e-mailまたはお電話番号):
The Lost Treasure of Central Asian Architecture and its Recovery(Robert
D. McChesney)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、中東イスラーム研究教育プロジェクトの一環として、下記の通り、研究会を開催いたします。
報告者のRobert D. McChesney先生(New York University)は、Waqf in Central
Asia(1991)、 Central Asia : foundations of change(1996)などの御著書で知られる、中央アジア史、アフガニスタン史の第一人者でいらっしゃいます。またとない機会ですので、皆様、是非ともご参加いただきますようお願い申し上げます。
- 日時:2007年11月7日(水) 17:30より(November 7th, 2007 17:30〜)
- 場所:東京外国語大学本郷サテライト(Hongo Satellite,Tokyo University of
Foreign Studies)
- http://www.tufs.ac.jp/info/hongou.html
- 報告者:Robert D. McChesney
- タイトル:The Lost Treasure of Central Asian Architecture and its Recovery
(英語・通訳なし 参加自由)
■ お問い合わせ:
アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールド・サイエンス研究企画センター内
中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局
セミナー「シルクロードのひとびとPart2〜新疆ウイグルにおけるウイグルの生活と文化の今昔〜」のお知らせ
H19年度文部科学省「魅力ある大学院教育」イニシアティブ支援プロジェクト大学院生の自主企画による研究セミナー
「シルクロードのひとびとPart2〜新疆ウイグルにおけるウイグルの生活と文化の今昔〜」
中国新疆ウイグル自治区は、シルクロードの要網として過去に様々な民族が行き交い、
大きな社会変化の中にある中国において、この地域にもその変化の波は訪れています。本セミナーでは、そうした変化の中にある新疆ウイグル自治区におけるウイグル人の
生活と文化について、多角的な視点から見ていこうというものです。
- 日時:2007年10月27日(土) 13:00〜17:00PM
- 会場:奈良女子大学・大集会室(学生会館2階)
■ プログラム
【講演】
- 梅村坦(中央大学総合政策学部教授・中央アジア史)「ウイグル農民、職人の生活断章」
- 柊谷龍哉(株式会社エイチ・アール・エス代表取締役)「ロプ湖の大魚−新疆の水産業と、その特徴的な魚種−」
【学内からの話題提供】
- ライラ・ママティ(奈良女子大学大学院人間文化研究科・社会生活環境学専攻・博士課程)「新疆における女性のリプロダクティブヘルス/ライツ」
- 鷲尾惟子(奈良女子大学大学院人間文化研究科・社会生活環境学専攻・博士課程)「ウイグルの民間舞踊の多様性と最近の動向」−演奏付き−
■ 参加申し込み
- 申し込み不要 参加費無料 どなたでもお気軽にご参加下さい
- お問い合わせ:奈良女子大学大学院人間文化研究科・鷲尾
※詳しくは下記をご覧ください。
http://www.nara-wu.ac.jp/initiative-life/images/20071027.pdf
このたび、イスラーム地域研究プロジェクトによる中央ユーラシア研究会の第8回を下記の通り開催することになりました。報告者は、東京大学(院)の木村暁氏です。ご多忙とは存じますが、ふるってご出席くださいますようご案内申しあげます。
- 開催日時:10月13日(土)14:00〜17:00
- 会場:東京大学本郷キャンパス法文1号館2階、217教室
- 報告者:木村 暁 (東京大学・院)
- 「マンギト朝期ブハラにおけるシーア派」
なお、研究会の終了後、懇親会を予定しております。お時間のある方はご参加いただければ幸いです。
*会場の場所は、http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html をご参照ください。お問い合わせは、中央ユーラシア研究会事務担当の濱本 c-asias@l.u-tokyo.ac.jp までお願いします。 |