2009年3月8日に、第四回CAMMIC研究会“Migration Policies in Russia and Kazakhstan”が下記の要領で開催されます。
- 日時:2009年3月8日 14:00〜17:00
- 場所:富山商工会議所9階会議室
- 報告:
- Sergey Ryazantsev (Institute of Socio-Political Research of Russian Academy
of Sciences) “Problems and Prospects of Realization of the State Program
of Assistance of Returning of Compatriots to Russia”
- Bolat Tatibekov(Institute of Economics : Almaty, Kazakhstan) “TBA"
その後、討論も行います。
連絡先:富山大学極東地域研究センター 堀江典生
WEB Site: http://www3.u-toyama.ac.jp/cfes/horie/CAMMIC-J/Events.html
出席ご希望の方は、電子メールにてご一報下さい。
※
CAMMIC研究会は、平成19年度「世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業」受託研究「中央アジア移民管理と多国間国際協力の必要性に関する研究(CAMMIC)」(研究代表者:堀江典生:富山大学極東地域研究センター)が開催する研究会です。
下記の要領で、トヨタ財団研究助成「ウズベキスタン共和国ブハラ市におけるイスラーム法廷文書の収集・保存・集成」および「NIHUプログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点」共催による、「中央アジア古文書研究セミナー」を開催いたします。興味をお持ちの皆様には、ふるってご参加いただきたくご案内申し上げます。
- 主催:京都外国語大学国際言語平和研究所
- 共催:NIHU研究プログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点
- 日時:2009 年3月17日(火) 10:50〜17:00
- 場所:京都外国語大学 国際交流会館4階会議室
【プログラム】
10:50-11:00 トヨタ財団助成金による古文書の収集・研究活動(堀川徹)
11:00-11:30 ブハラ撮影分文書の内訳(磯貝健一)
11:30-13:00 古文書講読(1)「ブハラの法廷証書」(木村暁)
13:00-14:00 昼食
14:00-15:30 古文書講読(2)「中央アジアのファトワー文書」(磯貝健一)
15:30-16:00 コーヒー・ブレイク
16:00-17:00 質疑応答と総合討議
17:30-19:30 懇親会(別会場)
参加を希望される方(参加資格は一切問いません)は、資料送付先を明記の上、電子メールまたは郵便にて下記までご連絡願います。前もって、講読で使用する資料をお送り致します。また、必要な方には交通費を用意します
(原則として日帰り)ので、希望される方は併せてご連絡願います。尚、事務手続きの関係上、参加の受付は2月26日(木)をもって締め切らせていただきます。
連絡先:
- 京都外国語大学国際言語平和研究所 堀川 徹
- 〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
- Tel. 075-322-6055 メールアドレス:
このたび、地域研究コンソーシアム「地域研究次世代ワークショップ」企画として、ワークショップ「地域秩序の形成と流動化─中央アジアの“いま”を探る」を下記の通り開催することになりました。ご多忙とは存じますが、ふるってご参加くださいますようご案内申しあげます。
【記】
地域研究コンソーシアム「次世代研究者ワークショップ」企画
「地域秩序の形成と流動化―中央アジアの“いま”を探る―」
【プログラム】
セッション1 中央アジアの周縁化と地域秩序の形成(10:00〜12:20)
- 司会:宇山智彦(北海道大学・教授)
- 討論者:
- 村上信明(創価大学・講師)
- 野田 仁(東洋文庫・日本学術振興会特別研究員)
- 報告者・タイトル:
- 小沼孝博(学習院大学・助教)「エミン・ホージャの台頭と周辺勢力:18世紀中葉のトルファン情勢」
- 塩谷哲史(東京大学・院)「19世紀前半におけるコングラト朝ヒヴァ・ハン国の移住政策再考」
- 秋山徹(北海道大学・院)「20世紀初頭におけるクルグズ部族首領層:シャブダン・ジャンタイの死の受容を手がかりとして」
セッション2 近代化・現代化の潮流と社会変容(13:30〜15:50)
- 司会:岡奈津子(アジア経済研究所・研究員)
- 討論者:
- 池田嘉郎(新潟国際情報大学・講師)
- 樋渡雅人(東京大学・日本学術振興会特別研究員)
- 報告予定者・タイトル:
- 清水由里子(中央大学・院)「テュルクからウイグルへ:近代ウイグル人のナショナリズムと中国の国家統合をめぐって」
- 須田将(北海道大学・院)「スターリン時代ウズベキスタンの街区組織と公民形成」
- ムニサ・バフロノヴァ(東京大学・院)「サマルカンドのマハッラにおける言語使用の変遷」
セッション3 中央アジアのイスラーム:普遍性と地域性(16:00〜18:20)
- 司会:小松久男(東京大学・教授)
- 討論者:
- 飯塚正人(東京外国語大学・教授)
- 島田志津夫(東京外国語大学・非常勤講師)
- 報告者・タイトル:
- 木村暁(東京大学・日本学術振興会特別研究員)「イスラーム都市としてのブハラ:そのイメージと意識化の史的展開」
- 濱本真実(人間文化研究機構・研究員)「18−19世紀ロシアにおけるムスリム統治:宗教的寛容と正教宣教」
- 和崎聖日(京都大学・院)「ウズベキスタン・フェルガナ盆地の農村におけるイスラームと家父長制:性と結婚を手がかりに」
*主催:地域研究コンソーシアム *共催:人間文化研究機構(NIHU)プログラム・イスラーム地域研究東京大学拠点 *後援:学習院大学東洋文化研究所、北海道大学スラブ研究センター、日本中央アジア学会
お問い合わせは、学習院大学東洋文化研究所の小沼
20080193■gakushuin*ac*jp までお願いします。(迷惑メール防止のため、@を■、ピリオドを*で表示しております)
2009年12月16日から17日にかけて、ケンブリッジ大学において、中央アジア・内陸アジアにおける人々の記憶とオーラル・ヒストリーに関する国際シンポジウムが開かれます。そこでは、イスラーム地域研究東京大学拠点の研究テーマの一つ、「ソ連時代の記憶」プロジェクトの成果をティムール・ダダバエフ氏(筑波大学)とグルジャナット・クルマンガリエワ氏(マルテペ大学)が報告を行う予定です。詳細は、下記をご覧ください。
- 日程:2009年12月16日〜17日
- 会場:The Mond Building, Free School Lane, Cambridge CB2 3RF
【プログラム】
Tuesday 16 December
9:30-9:40
- Opening remarks (Uradyn Bulag, Cambridge)
Panel I: Overview / methodology (Chair: Caroline Humphrey)
9:40-10:20
- Keynote Address: Yuki Konagaya
(Minpaku, Japan)Narrative on socialist modernization after socialism
10:20-11:00
- Christopher Kaplonski (Cambridge)
Oral histories of modernities: reflections on methodology and other processes
11:00-11:20
11:20-12:00
- Timur Dadabaev (Tsukuba, Japan)
Power, everyday life experiences and public memory in post-Soviet Uzbekistan
and Kyrgyzstan
12:00-12:40
- Guljanat Kurmangaliyeva Ercilasun (Maltepe, Turkey)
Remembered traditions and life-styles of Soviet Kyrgyzstan
12: 40-14: 00:
Panel II: Problems of socialist memory (Chair: Timur Dadabaev)
14:00-14:40
- David Sneath (Cambridge)
History, tradition, and the construction of collective identity in Mongolia
14:40-15:20
- Shiro Sasaki (Minpaku, Japan)
Socialist modernisation of hunting culture of the indigenous people in
the Russian Far East: equipment, techniques, and world view
15:20-15:40
15:40-16:20
- Junko Fujiwara (Minpaku, Japan)
Narrative over the past and present: the revival of magic in post-socialist
Russia
16:20-17:00
- Ai Maekawa (Institute of Humanities and Nature, Japan)
The struggle for the establishment of Mongolian 'National Design' in the
architecture?: case study interviews with Mongolian architects
19:00-21:00
Wednesday, 17 December
Panel III: Battlegrounds of Memory (Chair: Christopher Kaplonski)
9:30-10:10
- Uradyn Bulag (Cambridge)
Memory struggle: the moral economy of post-revolutionary oral histories
in Inner Mongolia
10:10-10:50
- Tsering Shakya (British Columbia, Canada)
Competing memories: contests over oral narrative and testimony
10:50-11:10
11:10-11:50
- Hildegard Diemberger (Cambridge)
Forgotten heroes? On the life histories of grass-root cadres, monastery
leaders and community elders who reconstructed Tibet in the post-Mao era
11:50-12:30
- Robert Barnett (Columbia, USA)
National narratives and politics in Columbia University's Tibetan Oral
History Project
12:30-14:00
Panel IV: Heroes and Villains: Memories and Nationalism in Mongolia (Chair: Shiro Sasaki)
14:00-14:40
- Hurelbaatar Ujeed (Cambridge) & Sampildondov Chuluun (National University
of Mongolia)
Embodiment and ritualization of oral history: Mongolian oral narratives
on Ching?njav
14:40-15:20
- Grégory Delaplace (Cambridge)
Chinese ghosts in Mongolia: (hi)stories of ethnic predation
15:20-16:00
- Concluding remarks (David Sneath, Cambridge) and general discussion
*上記プログラムのワードファイルはこちらからダウンロードできます。
北海道中央ユーラシア研究会第73会例会のお知らせ
北海道中央ユーラシア研究会の第73回例会について詳細が決まりましたのでお知らせ致します。ご関心のある方々のご参加をたまわればありがたく存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(北海道中央ユーラシア研究会連絡係・井上岳彦)
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日時:2008年10月18日(土)15:00〜 会場:北海道大学スラブ研究センター 文系共用棟2階小会議室(2−2室) 報告者:久岡加枝(北海道大学大学院文学研究科修士課程)
題目:音楽に見るグルジア人の民族アイデンティティ―近代における民謡の「発見」とその多声性をめぐる言説―
コメンテーター: 荏原小百合(北海道大学大学院文学研究科博士後期課程・(社)東洋音楽学会会員 )
第三回CAMMIC研究会のお知らせ
平成19年度「世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業」委託研究 「中央アジア移民管理と多国間国際協力の必要性に関する研究(CAMMIC)」では、2008年8月21日に第三回研究会を開催します。今回は、「中央ア
ジア反人身売買に関するNGO協会」の代表であり、 国連薬物犯罪事務所中央アジア事務所のコンサルタント、国際移住機関(IOM)
中央アジア・プログラムオフィサーなど実務家としての活躍とともに、中央アジアの人身売買に関する優れた研究を行ってきたエカテリーナ・バディコヴァ氏を
メインゲストとして、中央アジアの人身売買の現状、人身売買撲滅のための政府、NGO、国際機関の取り組みについて紹介していただきます。同時に、本研究
のメンバーである湯浅剛氏(防衛研究所)が地域安全保障に関する研究成果報告を行う予定です。
*会場は、30名定員の小さな会議室です。ご参加希望の方は、事前にご連絡いただきますようにお願いいたします。
- 日時:2008年8月21日(木) 午後2時〜午後5時
- 場所:コラボ産学官プラザ in Tokyo (朝日信用金庫船堀センター6F)
- 言語:英語
- 報告:
- Association of NGOs against Trafficking in Persons in Central Asia YEKATERINA
BADIKOVA "Combating trafficking in persons and assisting irregular
migrants in Central Asia: achievements, trends, and lessons learnt"
- 防衛省防衛研究所・湯浅剛 "Migration, Citizenship, and Regional Security
in Central Asia"
【問い合わせ先】
- 当研究会のポスターはこちらからダウンロードできます
中国ムスリム研究会第15回定例会のお知らせ中国ムスリム研究会では、2008年7月19日(土)に第15回定例会を開催することとなりました。今回の定例会では、田中周さん(早稲田大学・院)と矢久保さん(慶應義塾大学・院)に日頃の研究成果をご報告いただきます。お忙しいとはお察しいたしますが、ふるってご参加くださいますよう何卒よろしくお願い致します。
なお、準備作業の関係上、ご参加いただける方々の人数を事前に確認する必要がございます。大変恐縮でございますが、参加ご希望の方は7月10日(木)までに当事務局のメールアドレスにご連絡ください。また、その際に懇親会への出欠に関しましてもお書き添えいただけましたら幸いに存じます。何卒よろしくお願い致します。(澤井充生:首都大学東京都市教養学部都市教養学科)
- 研究発表:
- 13:45〜14:30 発表1
- 発表者:田中 周(早稲田大学大学院博士課程)
- テーマ:「中華人民共和国における国家・国民統合と民族政策――1950年代新疆ウイグル自治区成立過程から考える」(仮題)
- 14:30〜15:15 質疑応答
- 15:15〜15:30 休憩
- 15:30〜16:15 発表2
- 発表者:矢久保典良(慶應義塾大学大学院博士課程)
- テーマ:「重慶国民政府期の中国ムスリム団体――『中国回教救国協会会刊』を手がかりに」(仮題)
- 16:15〜17:00 質疑応答
- 懇親会:定例会終了後、会場近くで懇親会を開く予定です。
*その他、ご不明な点につきましては、中国ムスリム研究会事務局までお問合わせください。
第11回中央ユーラシア研究会のお知らせ
このたび、イスラーム地域研究プロジェクトによる中央ユーラシア研究会の第11回を下記の通り開催することになりました。報告者は、東京大学大学院の塩谷哲史氏です。ご多忙とは存じますが、ふるってご出席くださいますようご案内申しあげます。
【記】
第11回中央ユーラシア研究会
- 日時:2008年7月5日(土) 14:00-17:00
- 会場:東京大学本郷キャンパス法文1号館2階、217教室
- 報告者:塩谷哲史(東京大学大学院)
- 「ホラズム地方への諸エスニック集団の流入―19世紀前半コングラト朝政権の性格に関する一考察―」
なお、研究会の終了後、懇親会を予定しております。お時間のある方はご参加いただければ幸いです。
*会場は、東大正門から入って安田講堂に向かう銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの、東大正門に近いほうの扉から入り、正面の階段で2階にお越しください。 URL http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html
*これまでの中央ユーラシア研究会各回の参加記が下記に掲載されておりますので、ご参照下さい。
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-ias/centraleurasia/ceurasia/index.htm
お問い合わせは、中央ユーラシア研究会幹事の濱本
c-asias@l.u-tokyo.ac.jp までお願いします。
「シルクロードのひとびとPart3」のお知らせ
この度、下記のとおり、文部科学省「魅力ある大学院教育」イニシアティブ支援プロジェクトの一貫として、一昨年度・昨年度に引き続き、当大学院生の自主企画による「シルクロード・セミナー」を開催致すはこびとなりました。早いもので、今回で3度目となりました。当セミナーは、院生の研究のために役立つだけでなく、学内・学外者からの発表と共に、シルクロード・ウイグルに関して多角的に紹介し、一般の方にも参加して頂きながら、研究上に役立てようという主旨のものです。
今回は、新疆やウイグルに関わる若手女性研究者4名の、斬新で活気ある発表が聞けると、主催者側も楽しみに致しております。みなさまお時間許す限りご参加頂けますよう、お願い申し上げます。(奈良女子大学大学院博士課程・鷲尾惟子)
「シルクロードのひとびとPart3」 −創る・作る・造る−沙漠の民への歴史・生活・文化に対する「生産」の意義とは?
(平成20年度文部科学省「魅力ある大学院教育」イニシアティブ支援プロジェクト大学院生の自主企画による研究セミナー)
【内容】
中国西北部に位置する新疆ウイグル自治区は乾燥地域に属しています。当地域はシルクロードの要衝として一般的に認知され、当地に居住するひとびとは歴史をつくり、農をつくり、そし文化や習慣をつくり、これまでの生活を築き上げてきました。その一方で、現在では中国の経済発展とともに、この地域における社会、文化、環境は大きく変化しつつあります。
本セミナーではこうした社会と自然の変化の中で生きるひとびとのくらしをテーマとして、多角的な視点から理解することを目的とします。今回は、ひとびとのくらしの中でも、「つくる(作る・造る・創る)」という人間的営みをキーワードとして、生産性・創造性に焦点を当て、歴史学・地理学・文化人類学・経済学などの視点から、若手研究者に斬新な話題提供をして頂く予定です。また、現地の文化を映像で紹介するコーナーも設けますので、ふるってご参加下さい。
- 日時: 7/5(土)13:00〜 17:00PM
- 場所:奈良女子大学奈良女子大学 文学部南棟120教室(地域環境学地図室)
近鉄奈良駅下車東側出口から北へ徒歩5 分・正門入ってすぐ左側の校舎
- 申し込み:不要、参加無料。どなたでもお気軽にご参加下さい
- お問い合わせ:090-8215-7003 鷲尾(わしお)
【話題提供】
- 田先千春(九州大学大学院比較社会文化学府国際社会文化専攻)「タリム盆地南縁の棉花・棉布の使用と生産の歴史」
- マイラ・トルスン(東京農工大学大学院連合農学研究科(宇都宮大学配置))「新疆ウイグル自治区の農業と今後の課題」
- 古澤文(奈良女子大学大学院人間文化研究科社会生活環境学専攻)「タリム盆地の農業について―地理的立地条件とその要因―」
- 熊谷瑞恵 (京都大学アジアアフリカ地域研究研究科・日本学術振興会特別研究員)「家庭の食事にみる新疆ウイグル族の現在―漢民族料理の受容とその改変―」
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