日本中央アジア学会
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中央ユーラシア研究会第18回特別講演会のお知らせ 

第18回中央ユーラシア研究会ポスター
このたび、イスラーム地域研究プロジェクトによる中央ユーラシア研究会の第18回特別講演会を下記の通り開催することになりました。今回は中国ムスリム(回民/回族)研究特集を組み、澤井充生氏(首都大学東京)と高橋健太郎氏(駒澤大学)からご講演いただきます。皆様ご多忙とは存じますが、ふるってご出席くださいますようご案内申しあげます。

第18回中央ユーラシア研究会 特別講演会
  • 開催日時:2009年11月21日(土) 13:30-17:00
  • 会場:東京大学本郷キャンパス法文1号館2階、217教室
  • 講演者:
    1. 澤井充生氏(首都大学東京)「社会主義国家の“イスラーム復興”─中国西北部の宗教管理機構と清真寺の事例から」
    2. 高橋健太郎氏(駒澤大学)「中国回族の聖者廟参詣」
*会場は、東大正門から入って安田講堂に向かう銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの、東大正門に近いほうの扉から入り、正面の階段で2階にお越しください。
URL http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html

お問い合わせは、中央ユーラシア研究会幹事の小沼までお願いします。
onuma425■hotmail*com(迷惑メール防止のため@を■で、ピリオドを*で表示しています)


国際シンポジウム「中央アジア移民管理と国際協力」のご案内 

平成19年度採択「世界を対象としたニーズ対応型地域研究推進事業」「中央アジア移民管理と多国間国際協力の必要性に関する研究(CAMMIC)」(研究 代表者:堀江典生(富山大学極東地域研究センター))による国際シンポジウム「中央アジア移民管理と国際協力」(主催:富山大学、後援:ILO駐日事務 所、グローバルCOE「境界研究の拠点形成:スラブ・ユーラシアと世界」)を平成21年9月13日に開催いたします。


中央アジアおよびロシアなどにおいて活躍する移民研究者が富山に集結し、中央アジア移民問題の現実と展望を分かち合います。出席を希望される方は、電子メールにてご連絡下さい。

シンポジウム・ホームページ:
http://www3.u-toyama.ac.jp/cfes/horie/CAMMIC-J/Events.html
  • 連絡先:富山大学極東地域研究センター教授 堀江典生
  • E-mail:

奈良女院生自主企画セミナー「シルクロードのひとびとpart4」ご案内 

この度、平成20年度・大学院教育改革支援プログラムに奈良女子大学の「女性の高度な職業能力を開発する実践的教育」が採択されました。その支援事業の一環として、下記内容のように大学院生による自主企画セミナー「シルクロードのひとびとpart4−みる・きく・まなぶ 沙漠の文化」を開催する運びとなりました。当セミナーは、院生の自研究に役立つだけではなく、当学内外からの研究者や院生の発表のほか、ビジネスや商売上でシルクロードの地域に携わる方々にも毎年ご講演いただき、研究者・一般の方々とともに、理解と親睦を深めようという主旨で行っております。4回目となります今回は、発表とともに当地域の名産である絨毯の歴史とともに実際の絨毯展示、シルクロード民族音楽の実演といった、一般の方にも気軽に参加できる内容のものです。

さらに、講演終了後、参加者の皆様と親睦・交流を深める目的で懇親会を行い、当日は「満足度全国2位」の当大学生協の料理とともに、今回は特別に日本ではあまり食す機会の少ないウイグル料理も何品か用意させていただく予定です。 奈良は間もなく遷都1300年を迎えます。より奈良という都市を活気づけ、シルクロードの終着地である当大学院からも研究や情報を発信し、本大学院生もより広く奈良を呼びかけて行きたい所存でおりますので、何卒足をお運び頂けますようお願い申し上げます。(鷲尾惟子・奈良女子大学大学院)



「シルクロードのひとびとpart4−みる・きく・まなぶ 沙漠の文化」

【内容】

中国西北部に位置する新疆ウイグル自治区はシルクロードの要衝として一般的に認知されている一方で、実際にその地域に居住している人々の生活や文化に関しては、これまで深く掘り下げられていないのが現状です。そこで本セミナーでは生きるひとびとのくらしをテーマとして、多角的な視点から理解することを目的とし、特に今回は暮らしの中に織り込まれる「文化」、中でも当地の暮らしに欠かすことができない絨毯と音楽を通してみていきたいと思います。また、絨毯の展示や民族音楽の実演もとり行います。

【話題提供者】
  • 杉山徳太郎(株式会社スガハラ代表取締役)−絨毯展示−「ホータン絨毯の歴史的プロセスとその変容(仮題)」
  • アブドシュクル・アブドラフマン (金沢大学文学部 博士研究員)「ウイグル伝統音楽における音程変化の移行パターン」
  • アブドセミ・アブドラフマン−ラワープ演奏付き− (東京芸術大学音楽学部教育研究助手)「 ウイグルの音楽文化におけるドーラン・ムカームの研究(仮題)」
  • 鷲尾 惟子(奈良女子大学大学院社会生活環境学専攻 博士後期課程3年)−ダップ、ピアノ演奏付き−「民間歌曲『アトシュガバルゴンチェ』に見られる変容」
【日時】 7月11日(土)
  • 13:00〜17:00 セミナー発表
  • 18:00〜 懇親会 奈良女子大学生協食堂(学生会館1階)
【ところ】
  • 奈良女子大学・大集会室(学生会館2階)
  • 近鉄奈良駅下車東側出口から北へ徒歩5分
【定員】
  • 約40名 セミナー参加無料/懇親会お一人4000円(当日懇親会のみ参加の方は5000円)
【お申し込み方法】

当日の座席準備、資料準備および懇親会参加確認の都合上、あらかじめお葉書、E-MAIL、お電話のいずれかで、下記の連絡先までお申し込み下さい。
 
※お申し込みの際には、下記の内容をお知らせ下さい。
  1. ・セミナーと懇親会両方参加 ・セミナーのみ参加 ・懇親会のみ参加
  2. お名前と参加される人数
  3. プライバシーは厳守させて頂き、強制はいたしませんが、開催後のお忘れ物や今後の開催通知連絡のために、ご連絡先をお尋ねさせて頂く場合がございます
【お申し込み締め切り】

定員になり次第締め切りますが、若干お席が空いております場合は、当日お申し込み参加も可能です。ご遠慮なくお尋ね下さい。 

【お問い合わせ・お申し込み先】
  • 古澤文(ふるさわふみ)  
  • 鷲尾惟子(わしお ゆいこ)
  • 住所:〒630-8301 奈良市高畑町1215-5  鷲尾惟子宛て 
【後援・協賛】
  • 日本沙漠誌研究会
  • ウイグルレストラン「マムティ」

中国ムスリム研究会 第17回定例会のご案内

2009年6月27日(土)に中国ムスリム研究会第17回定例会を開催することとなりました。今回は、松本和久さん(早稲田大学大学院)、今中崇文さん(総合研究大学院大学)、佐藤航さん(神戸大学大学院)に日頃の研究成果をご報告いただきます。お忙しいとは存じますが、多数のご参加を心待ちにしております。

なお、準備作業の関係上、参加人数を事前に確認する必要がございます。大変恐縮ではございますが、参加ご希望の方は6月6日(土)までに当事務局のメールアドレス にご連絡ください。また、その際、懇親会への出欠に関しましてもお書き添えいただけましたら幸いに存じます。何卒よろしくお願い致します。 
(中国ムスリム研究会事務局2009年度幹事:澤井充生 首都大学東京・助教、田中周 早稲田大学大学院博士課程)
  • 日時:2009年6月27日(土)13:00〜19:00
  • 会場:早稲田大学早稲田キャンパス9号館9階917号室アジア研究機構会議室
        アクセスマップ http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
研究発表
  • 13:00〜13:15 事務局挨拶
  • 13:15〜14:00
    • 発表1:松本和久(早稲田大学大学院博士課程)「新疆への漢族進出と生産建設兵団――解放軍主導の辺境開発」(仮題)
  • 14:00〜14:45 質疑応答
  • 14:45〜15:00 休憩
  • 15:00〜15:45
    • 発表2:今中崇文(総合研究大学大学院博士課程)「地域と国家の間に立つアホンたち――西安・化覚巷清真大寺の事例から」(仮題)
  • 15:45〜16:30 質疑応答
  • 16:45〜17:00 休憩
  • 17:00〜17:45 
    • 発表3:佐藤 航(神戸大学大学院修士課程修了)「香港のムスリムと中華回教博愛社」(仮題)
  • 17:45〜18:30 質疑応答
懇親会:定例会終了後、会場近くで懇親会を開く予定です。

*その他、ご不明な点につきましては、中国ムスリム研究会事務局までお問合わせください。



中央アジアの法制度研究会」開催のご案内

下記の要領で、第5回の研究会を開催いたします。本研究会は、中央アジアにおける前近代からソ連期にいたる法制度の変遷をテーマに、イスラーム法、ロシア・ソ連法の研究者が参加して、文字通り学際的で稔りある会になることを願って開催するものです。今回は、科研費による「文書史料による近代中央アジアのイスラーム社会史研究」、及び、イスラーム地域研究東洋文庫拠点の研究プロジェクトの一環として研究会を企画しています。関心をお持ちの方には奮って御参加いただきたく、ご案内申し上げます。(京都外国語大学・堀川徹)
  • 日時:2009年5月31日(日)13:00〜17:30
  • 場所:京都外国語大学9号館(国際交流会館)4階会議室
  • ホームページ:http://www.kufs.ac.jp/kufs_new/
【プログラム】

13:00〜13:10
  • 開会挨拶(堀川)と出席者の自己紹介
13:10〜14:40
  • イスラーム的土地保有とその影響―エジプト,シリア,レバノン (堀井聡江〔桜美林大学〕)
14:40〜15:00
  • コーヒーブレーク
15:00〜16:30
  • 近代中央アジアのイスラーム法廷資料(矢島洋一〔京都外国語大学〕)
16:30〜17:30
  • 質疑応答、討議
【連絡先】

京都外国語大学 国際言語平和研究所 堀川徹
e-mail:
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
Tel. 075-322-6055 Fax 075-322-6245

*不明な点がございましたら、上記までお問い合わせ願います。


第15回中央ユーラシア研究会のお知らせ

このたび、イスラーム地域研究プロジェクトによる中央ユーラシア研究会の第15回を下記の通り開催することになりました。報告者は、北海道大学大学院の竹村寧乃氏です。皆様ご多忙とは存じますが、ふるってご出席くださいますようご案内申しあげます。

【記】

第15回中央ユーラシア研究会
  • 日時:2009年5月23日(土) 13:30-17:00
  • 会場:東京大学本郷キャンパス法文1号館3階、317教室(今回は通例とは異なり会場が3階となりますのでご注意ください)
  • 報告者:竹村寧乃(北海道大学大学院)
  • タイトル:「ザカフカス連邦史研究序説―ソ連初期南コーカサスの連邦制と民族問題―」
なお、研究会の終了後、懇親会を予定しております。お時間のある方はご参加いただければ幸いです。

*会場は、東大正門から入って安田講堂に向かう銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの、東大正門に近いほうの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html

*これまでの中央ユーラシア研究会各回の参加記が
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-ias/centraleurasia/ceurasia/index.htm
に掲載されておりますので、ご参照ください。

お問い合わせは、中央ユーラシア研究会幹事の濱本
c-asias@l.u-tokyo.ac.jp までお願いします。